電子書籍はタイトルと表紙さえ良ければ売れる | 売れる電子書籍の作り方(中編)

電子書籍はタイトルと表紙さえ良ければ売れる | 売れる電子書籍の作り方(中編)

電子書籍はタイトルと表紙さえ良ければ売れる! | 売れる電子書籍の作り方(中編)

売れる電子書籍の作り方(中編)

カルロ・クマちゃおしこ!
カルロ・クマですฅʕ•ᴥ•ʔฅ

この記事は、【これだけ読めば大丈夫】電子書籍を出す人が最初に読むべき記事 | 売れる電子書籍の作り方(前編)の続きです。

原稿は出来た。それからどうするか。

前回の記事までで、原稿を書き上げて、推敲と誤字脱字のチェックまでしっかりするところまで解説しました。

完成原稿が出来上がって、さあ出版!

その前にやらなければいけないことがあります。主な作業は次の2点です。

・本のタイトルを決める
・表紙を作る

ここから先は、本の売れ行きを決める超重要なステップになりますので、手を抜かずに頑張りましょう。

では早速、ひとつづつ順に見ていきましょう。

タイトルを決める

まずはタイトルを決めます

原稿を書きながら、タイトルが自然に浮かんでくるもので、すでに「もうタイトルなんかついてるよ」、という方もいらっしゃるかもしれません。

でも、早く出版したいからといって、安易なタイトルにしては絶対にいけません

タイトルを決定してしまう前に、もう一度、冷静に客観的に自分でつけたタイトルを見てください。

売れそうですかね?

この後、説明する「表紙」とともに「タイトル」は超重要です。

なぜならば、タイトルと表紙が、売れゆきを左右する大きな要素だからです。逆に言えば、タイトルと表紙さえよければ、売ることができるのです(ただし、中身が伴っていなければ著者として「次」はありませんので中身ファーストはゆるぎないですけど)。

あなたがどんなに力作を発表しようとも、いくら中身が良かろうとも、タイトルと表紙が悪ければ、誰からも見向きもされません。

イケメン、美人のように、まず振り返ってもらってからがスタートなのです。

読者が、あなたの作品を読みたいかどうか判断する材料は、

・タイトル

・表紙

・商品説明

この3つ「しか」ないからです。

読者目線で購入(購読)するまでのステップを想像する

あなたが自分で電子書籍を探す際の行動を考えてみれば、その重要さは、すぐにわかると思います。

例えば、読者が一冊の本の購読を決めるまでの流れは次のようになります。

(1)キーワードを入れる
(2)検索結果の中から表紙 ⇒ タイトルをざっと眺める
(3)内容紹介の説明を読む
(4)サンプル版を読む
(5)購読決定 ポチ!

ざっと、このような感じです。あなたもほとんど変わりないですよね。

つまりは、上であげた順番に読者はフィルタリングして絞り込んでいくわけです。

キーワードで見つけてもらう⇒そして、表紙で目をひき⇒タイトルで興味を持ってもらう⇒最後に内容紹介で落とす。といった流れになるわけです。

まずはタイトルが何にも増して大事だということがお分かり頂けたと思います。

タイトルのつけ方

別にルールがあるわけではないのですが、せっかくですから売れそうなタイトルをつけましょう

安易な単語だけのタイトルとか絶対にダメですよ。

同じジャンルで人気になっているタイトルや、ベストセラーのタイトルの動向をチェックすると、売れそうなタイトルが見えてくるかもしれません。

いわゆるコピーライティングの世界ですね。

売れているタイトルには次のような特徴があります(小説の方はまた、ちょっと違った形になると思います)。

・断言・命令形「〇〇しなさい」等

・わかりやすいメリット「〇〇になれる」「簡単に~」等

・疑問形「なぜ〇〇は〇〇なのか」

・常識と異なる?になるタイトル

・対比「金持ち〇〇、貧乏〇〇」「出世する、出世しない」等

・ブランド「ディズニー~」「リッツカールトン~」「ハーバード~」等

・プライドを刺激する「一流」等

・具体的な数字を入れる「100万円」「3回」「12の方法」等

ざっくりとですが、こういうタイトルは売れる傾向があるというものです。

実際に、売れてる本をいつも見ている人ならなんとなくわかりますよね。

また、タイトルをつける時は、容易に理解できる正しい日本語のタイトルにするのが鉄則です。タイトルの意味について、じっくり考えてくれる人などいません。分かりやすい単語と正しい日本語でタイトルをつける方が、誰にとっても理解しやすくなります。

例えば、『納豆を3食、食べることでダイエットできる』みたいな内容の本を書いたとしたら、次のようなタイトルは悪い例です。

「納豆の話」納豆のなんの話ですか?
「ビバ納豆ダイエット」何が??
「納豆でバキバキしろ!」だから何が???(笑)

みたいな――一例が、ちょっとひどすぎますか。

正解があるわけではありませんが、私がつけるとしたら、

「納豆ダイエット 毎日食べるだけで半年で15キロ痩せる!」
「美食家がだけがこっそりやっている 秘密の納豆ダイエット」
「ハーバード流 納豆ダイエット 驚異の発酵パワーが脂肪に効く」

とか、ちょっとふざけましたけど、なんかこうキャッチーなタイトルにした方が売れそうな気がしますよね。

これは感覚的なものかもしれませんが、私がタイトルをつける時に気をつけているのは、上でも説明した「わかりやすいこと」と「わくわく感」です。

ちなみに売れるかどうかは、出すまで誰にもわかりません。たとえプロであっても条件は同じです。狙ってベストセラーが出せるなら、誰でもベストセラー作家ですからね。

とにかく、コレなら売れそうだ!って思えるタイトルをつけてください。

私のヒット作「一流の習慣: 心がけを変えるだけで頭が良くなる28の習慣」は、このような観察と試行錯誤から生まれました。

わくわくしませんか?

また、タイトルを考える際は、せっかくですからサブタイトルも合わせて考えてください。伝える情報は多い方が有利です。

気合を入れて、タイトル+サブタイトルをしっかり考えてくださいね。しっくりくるタイトルが閃くと「これだ!」って、脳に電流が走るような瞬間がありますから、そこまでウンウン唸りながらタイトルを考えましょう。

最後にタイトルに関して1点だけ注意点です。

あまりに煽りが過ぎたり、内容とかけ離れたタイトルをつけるとレビューが荒れます(私の作品では幸いにしてありませんが)ので、ちゃんと内容に沿ったタイトルをつけましょう。

インパクト重視で、とんでもないタイトルをつけると自分で自分の首を絞めることになりますので、お気を付けください。

表紙を作る

ここまでは、本を出したい人なら、簡単に作業を進めてこられるものばかりだったと思います。しかし、次からの表紙の段階は簡単にはいかないといういう方も多いのではないでしょうか。

表紙の作成は、これまでと全く別のスキルが必要になるので、難しいという方が多くなるポイントです。

自作出来ないからと手を抜いてしまう人も多いのですが、ここはぜひ頑張ってください(原稿以上に!)表紙は本の顔だからです。

どんなに最高の内容に、素敵なタイトルをつけたとしても、しょぼい表紙では絶対に売れませんし、読んでもらえません

自分が読者側だったら絶対に買わないような、しょぼい表紙にはしないことが鉄則です。

美味しいラーメンを作っても、店構えがゴミ屋敷では、お客が来ないのはあたりまえだと言えば、理解して頂けるだけるでしょうか。

どんなにいい作品でも、表紙がダメなだけで台無しです。せっかくの原稿がもったいないですから、ここはきちんとした表紙を作りましょう

簡単にきれいな表紙を自作する方法をご紹介します。

私の表紙の作り方

さて、実際に表紙を作るといっても、私には絵心がありません

では、どうするか?

商用OKの写真やイラストを使って表紙を制作します。

私の場合、表紙は次のような流れで制作しています。

・素材(イラス・写真)は商用フリーのものを使う(無料or有料)

・その素材を使ってイラストソフトで表紙をレイアウトする

・画像で書き出す

無料で商用利用OKの素材を探す

世の中には、無料で商用OKの素材を提供して下さる方が沢山います

「フリー+商用+イラスト」「フリー+商用+写真」などのキーワードでググると探せますので、それをありがたく使わせてもらいます。

フリー素材を使えば、短時間で手軽に表紙のクオリティを上げることができますので、使わない手はあません。

使用の際は、念のためライセンスや使用条件を十分に確認してくださいね。

もちろん、有償で素材を買えば、より選択肢は広がります。もちろん、自作できる人は自分で描いた方が、よりぴったりな表紙が作れるはずですので、自分でイラストを描きましょう(絵が描ける人うらやましいです)

イラストソフトを使って表紙をレイアウトする

元々は仕事でもイラストレーターを使っていたのですが、たまにしか使わないので月額費用がもったいない。ということもあって、今は「Inkscape」というフリーのソフトを主に使っています。

Inkscape
Inkscape

Inkscapeはイラストレーターの代わりとして十分に通用するツールです。しかも完全に無料(驚きです)。

操作の勝手はイラストレーターに似ているところもあり、違うところもありで、経験者は慣れるまでにちょっと辛抱が必要です。

また、これまでにこういった作業をしてこなかった方は、これを機会にイラストソフト(例えばInkscpe)の使い方を覚えることを強くおすすめします。

やってみれば簡単ですし、今後のネットでの創作活動が絶対に捗りますよ。

私も独学でやってきただけなので、すごいグラフィックを描いたりは出来ませんが、表紙を作るぐらいの作業であれば、難しい操作は必要ないです。

制作方法やソフトの使い方は、ググればいくらでもレファレンス記事は出てきますし、Youtubeにもレクチャー動画が沢山上がっています

ぜひ、Inkscapeを試してみてください。

Inkscapeのダウンロードはこちら

さて、先の素材探しで、目当ての素材が見つかったら、あとは本の表紙になるようにInkscapeで適宜レイアウトして、画像として書き出すだけで表紙の完成です。

というわけで、私はこの方法で、次のような表紙を作りました。

こんなのとか。

こんなのとか。

こういう感じとか。

すべてInkscapeで作れます。

表紙を作る際に気をつけて欲しいのが、次の3点です。

本当の書籍に見えるようにする

読者に違和感を与えないためにも、書籍としての体裁である必要があります。紙の本と区別がつかないくらいの書籍っぽい表紙にしましょう。変形サイズとか、ただの写真やイラストだけといった表紙にしてはいけません(素人感丸出しでショボいので)

帯はつける(帯っぽいデザイン)

上記の表紙っぽいと関連しますが、帯風のデザインにします。また、ここにキャッチコピーを追加することで、表紙の説得力が増します

小さなサムネイルでもタイトルが読みやすいようにする

基本的にストアで売られる表紙のサイズは小さなものになります。小さく表示されても、しっかりタイトルが読める字の大きさと、色づかいにします。せっかく、良いタイトルをつけても読めなければ意味がありません

埋もれないデザインか気をつける

検索した時に、表示されるライバルの表紙と比べて、見劣りしないか、目立つかを意識して表紙は作りましょう。

表紙とタイトルさえビシッと決まればなんとかなる

自分のイメージどおりの表紙が作れれば御の字ですが、やっぱり自作は難しい、出来上がりが今一つということであれば、友人知人をあてにするか、クラウドソーシングで依頼するのもありです。

でも、電子書籍を出すなら、やっぱり自作して頂きたいなというのがカルロの主張です。

とにかく表紙とタイトルは、電子書籍にとって命同然ですから、決しておろそかにしないで、しっかり時間をかけて作ってくださいね。

まずは、手に取ってもらえる(電子書籍なら内容紹介を読んでもらえる)ようにすることが大切です!

さて、次の記事では、実際に電子書籍のデータに変換する方法と出版手続きについて解説していきます。

次の記事 ⇒ 早っ!電子書籍データ変換の一番簡単な方法(後編)

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